鉛不溶化処理剤ネオナイトが選ばれる理由

ブラスト廃材の鉛の溶出値を、基準値以下(0.3mg/L以下)に抑制

鉛を含んだ塗膜片や重金属を水に溶け出さないようにようにする（不溶化させる）ことで、処分に係る環境負荷を低減します。

• 塗料片・塗膜の質によって、また特に鉛の濃度の高いブラスト廃材には効果が出にくい場合がございます。 弊社ではご使用前の溶出試験を推奨しております。

作業方法を選ばない使いやすさ

鉄部への塗料の付着をよくするために行われるケレン作業のような、サンドブラスト、 バキュームブラスト、ショットブラストなど、ブラスト処理全般にご使用いただけます。
また塗膜・塗料片と一緒にダスト(粉塵)が含まれていても問題ありません。

ブラスト廃材に混ぜるだけで効果を発揮、大きな手間は掛かりません。

大きな機械装置や、技術が必要な作業は一切必要ありません。
まんべんなく混ぜるだけで古い塗料片に含まれる鉛を不溶化させます。
（※鉛の濃度が特に高い廃棄物については、モルタルミキサー等が必要になる場合がございます）

厳しい試験環境下で証明された不溶化の持続性

pH4.0の酸性雨に100年間さらされた状態を想定した「硫酸添加溶出試験」と、コンクリート構造物が構築されてpH11.9のアルカリに同じく100年間さらされた状態を想定した試験にて、どちらも溶出基準値以下で不溶化の持続性が確認されました。

環境に優しい確かな安全性

天然の鉱物等を原料として使用しているため、環境負荷はほとんどありません。
鮎を使ったJIS K 0102 71「魚類による急性毒性試験」にて安全性が証明されています。

鉛の溶出試験データ

溶出試験データ
バキュームブラスト廃材１（100g）
ネオナイト添加前溶出値7.9mg/L

1%添加：1.6mg/L
2%添加：0.38mg/L
5%添加：0.1mg以下/L

溶出試験データ
バキュームブラスト廃材２（100g）
ネオナイト添加前溶出値2.1mg/L

1%添加：0.24mg/L

このように「特別管理産業廃棄物」として処分されているバキュームブラスト廃材も溶出基準値以下の値まで不溶化し、環境負荷を低減できました。

• 塗料片・塗膜の質によって、また特に鉛の濃度の高いブラスト廃材には効果が出にくい場合がございます。
  弊社ではご使用前の溶出試験を推奨しております。

鉛不溶化処理剤ネオナイトの使用手順

区分け

薬剤計量（1平米当たり200g）

散布

散布

散布

収集

収集

収集