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お水の処理道 / 研究開発

排水・土壌のお悩み解決ブログ お水の処理道

研究開発

2009.11. 6(金)

記事カテゴリー: 教育/教材

はじめまして。ネオナイトにて研究開発をしているモノです。

どんなことをしているのかというと、

泥水を作ったり、泥だんごを作ったり・・・って本当のことです。

濁水や汚泥の処理を実験室レベルで行っているんですよ。
現場を再現するためビーカーの中などで実験を行うことを、生化学などでは in vitro っていいますが、
水処理の現場では、昔から ジャーテスト ってよんでいるそうです。
新しいサンプルが届くと、じゃあテストするか!って気持ちになるんですよ。

それはともかく、実験していて楽しいのは濁水がきれいになること。
実際の現場では、濁水の量が多いので凝集剤をたくさん入れてますが、
ビーカーの中で行えば、ほんのわずかな量になるんです。

こんな濁った水に、耳掻き1杯の量で大丈夫なの~と、ドキドキしながら添加するんですが、
みるみるうちに濁りが変化してきて、透明な水と沈澱に分離しちゃうんです。
自分の気持ちも晴れ晴れしていくようですよ。

この実験を、学習教材にできないかと考え、小学校の先生方に実演したり、サンプルを配布しました。
とても好評だったそうで、きれいになっていく濁水を見ていると、みんな笑顔になったそうです。


ただし、目に見えない汚れっていうのもあります。
重金属や自然に分解されにくい化学物質などです。
これらの測定は、見た目では分からないので、測定機器を使って調べます。
しかし、高価な測定機器にしろ、泥水を混ぜるにしろ、
精度をよくするには、操作の一つ一つに気配りと観察が必要です。
ガサツな自分にはキビシイ条件です。練習あるのみ。


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