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お水の処理道 / 魚の大量死

排水・土壌のお悩み解決ブログ お水の処理道

魚の大量死

2013.7.22(月)

記事カテゴリー: 生態系に近い河川濁水処理

川や湖、沼などの水辺で魚が大量に死んでいるのを見かけたことは無いでしょうか?工場から危険な排水が流れて死んだのではないかと思う方もいるかと思いますが、多くの場合は窒息死です。

最近鳥取県の湖山川でコノシロの大量死が報じられましたが、この大量死の原因も水中溶存酸素量の低下による窒息死です。

 

夏になり水中温度が上がってくると、水に溶けている酸素量は低下していきます。酸素量が低下した中でも好気性の微生物は活発に活動しますので、より溶存酸素が無くなり魚の窒息死につながります。今年は水不足と報道されていると言うことは水の流れが特に少ない状態ですので、こういった魚の窒息死はまだ出てくるかもしれません。

 

少し話がそれますが、近畿地方と中部地方にまたがる伊勢湾では、水流の行き来が少ない内湾で、川から栄養分が流れ込むため自然現象で貧酸素状態が作られる湾です。自然現象でも条件が揃えば生物が危険な状態になることもありますので、家庭排水量を少なくしてみたり、洗浄に使う洗剤の量を抑えてみるなど、人為的に貧酸素状態を回避できるように努力したいですね。


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