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お水の処理道 / 鮎(あゆ)に対する急性毒性試験

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鮎(あゆ)に対する急性毒性試験

2011.4.11(月)

記事カテゴリー: 研究開発・PCB

ネオナイトの安全性を確かめるために、急性毒性の試験を行っています。
今回は予備試験の結果を紹介します。
急性毒性の試験は、24~96時間内に半数の魚類が死亡する濃度を求めるのが目的です。
JIS K 0102に試験方法がのっています。
今まで、ヒメダカで試験を依頼し、安全性を確かめていましたが、より繊細な魚で安全性を自社で確かめることにしました。

IMGP3806.jpg

材料に使った魚は、アユです。
一般に使っている量のネオナイトを入れ攪拌してから、アユを入れて見ました。
IMGP3803.jpg

3日経ちましたが、元気に泳いでいます。急性毒性は見られませんでした。

濃度を変えて、通常の10倍の濃度です。白い色の粒は凝集フロックです。
フロックにおどろいているようですが、3日後も変化がありませんでした。
IMGP3807.jpg


さらに濃度を変えて、通常の50~100倍の濃度です。凝集フロックでよく見えません。
ここまでくると影響があるかと思いましたが、3日後も変化がありませんでした。
IMGP3810.jpg

というわけで、今回の予備実験では急性毒性が見られませんでした。

濃度をさらに上げて再試験となりますが、再試験となって(心情的には)ホッとしています。


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