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お水の処理道 / あゆ魚毒性試験結果

排水・土壌のお悩み解決ブログ お水の処理道

あゆ魚毒性試験結果

2011.6. 6(月)

記事カテゴリー: 生態系に近い河川濁水処理

ブログでも何回か紹介した鮎試験の結果がまとまりましたので紹介します。

濁水処理で良く使われる凝集剤、ポリ塩化アルミニウム(以下PAC)と、弊社の凝集剤(ネオナイト)を濁水処理で使用した時、鮎に与える影響の試験を行いました。
 
 
 

 

以前のブログで、濁水処理で通常使われている量のPACで、鮎に影響があることをお伝えしましたが、実際どのくらいの量で影響があるのかお伝えします。
 
 
 

実施した試験はLC50と言う試験で、試験する薬剤を試験体にどのくらい加えたら死に絶えるのかと言う試験ではなく、半分が死ぬ濃度を割り出す試験です。
 
 
 

まずネオナイトの試験結果です。
ネオナイトの添加量を100~10,000mg/Lの範囲で加え、魚毒性がないか確認しました。ちなみに10,000mg/L加えた水槽の状態は


  
 
10000-1.bmp
 
 
 
 
 
100000.bmp




上の写真が撹拌直後の状態で、下の写真が沈降した状態です。
この中に試験体10匹を投入した結果は、24時間で死亡する鮎はおらず、96時間経っても死亡する鮎はいませんでした。
 
 
 
 
 

続いて一般的に使われている凝集剤PACの試験です。
結果は、試験体10匹に対し50mg/Lでは10匹死亡(24時間)、40mg/Lでは3匹死亡(24時間)となったことから、41mg/LがLC50の値となりました。

少ない投入量で影響が出た原因を考えると、ネオナイトは原水のSSが低くても凝集剤同士が引き合い、フロックを形成します。
しかしPACはSSが低いとフロックを形成できず、原水にとどまります。その結果鮎のえらを凝集させてしまい、低濃度でも影響が出たと考えられます。
 
 
 
PAC40mg/Lを添加した水槽 
PAC1.bmp
 

 
PAC50mg/Lを添加した水槽 
PAC2.bmp

 
 
 
濁水処理をする際にSSがあるので、通常使用の場合は問題ありませんが、誤って過添加で使用すると反応していないPACが水の中に流出してしまうので、使用する際には注意が必要です。

 
 
ということで結果のみお知らせしましたが、「詳細な資料が欲しい」「試験内容に興味がある」とお問合せ頂くと様々な資料を用意していますので、お問合せ下さい。


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