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お水の処理道 / 放射線量の測定機器

排水・土壌のお悩み解決ブログ お水の処理道

放射線量の測定機器

2011.10.24(月)

記事カテゴリー: 放射性セシウム

薬品でも放射線でも共通して使われるもの・・・

それは測定器ということを皆さん想像されましたでしょうか?世の中には『そんなものまで量れてしまうの』と言ったものまであるくらい測定器の種類は千差万別です。時間を知らせる時計、体重計、温度計などわたしたちの身の回りにもたくさんの計器がありますね。

そんな計器の中でもちょっと特殊になる分類になりますが、放射線量を測るNaIシンチレーションサーベイメーターとGMサーベイメーターを紹介します。

IMGP2130.JPG

↑がNaIシンチレーションサーベイメーター

IMGP2126.JPG

↑がGMサーベイメーター

2つの機器の違いは、NaIシンチレーションサーベイメーターは基本は空間の線量を測定することができて、簡単に且つすばやく線量を測定することが出来る機械で、厚生労働省が平成14年に食品の安全に関わる緊急検査としてこのNaIシンチレーションサーベイメーターを使用しています。GMサーベイメーターは物の表面の線量を量ることを得意として、NaIシンチレーションサーベイメーターでは測定できないベータ線を測定できます(もう片方はガンマ線)。

使いどころですが、NaIシンチレーションサーベイメーターは、空間線量を量るため周囲の放射線量測定に使い、GMサーベイメーターは、うちで言うとプラントの表面や作業者に放射性物質が付着していないかの確認のために使われる予定です。目に見えない放射線ですから、こういった計測機器の精度や検出下限値が優れている機器を使用することが安全への近道かもしれませんね。

と言うことで早速使ってみたのですが、島根県のほうで放射線量が高い場所がないと言うことで試運転も出来ず・・・。被災地で活躍していきます。


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