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お水の処理道 / 現地の手抜き除染に対して

排水・土壌のお悩み解決ブログ お水の処理道

現地の手抜き除染に対して

2013.1. 7(月)

記事カテゴリー: 放射性セシウム

皆様新年明けましておめでとうございます。

昨年は(独)日本原子力研究開発機構 平成23年度除染技術実証事業の即適応可能技術に採択され、当社の製品であるネオナイト除染剤がうつくしま、エコ・リサイクル製品に認定されました。


東日本大震災発生から今年で2年目となりますが、未だ現地では震災瓦礫の処分や、福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の除染が遅々として進んでいない状態が問題となっています。


特に『放射性物質』『除染』と、福島第一原子力発電所関連の問題は今までに聞きなれないことばかりで、何が正しくて間違っているのかすら分からない状態が今でも続いています。


そんな中、1月4日の新聞紙面で大きく報道された記事が目を引きました。
現地除染現場内で汚染物を敷地外に意図的に移動させている内容の記事です。


http://www.asahi.com/national/update/0104/TKY201301040001.html


「環境省が元請けと契約した作業ルールでは、はぎ取った土や落ち葉はすべて袋に入れて回収し、飛散しないように管理しなければいけない。」とあるように、放射性物の高濃度・低濃度に関らず放射性物を拡散させないことが除染の目的です。


もちろん回収した落ち葉や瓦礫の量が膨大なものになってしまうといった問題も出てきますが、人の手で汚染物を拡散させては除染の意味がありません。


そのために必要なのはネオナイトです。昨年の除染技術実証事業の試験結果から木の表皮に付着した放射性物の除去が可能であることが分かり、さらに放射性物が付着しているかいないか自動測定できる機械の開発を行ってきました。このことによって放射性物の拡散は未然に防ぐことができます。

また、洗浄工程から出る染浄水は放射性物を含む汚染水なので、必ず除染しないと汚染を拡散させてしまいますが、ネオナイトで汚染水を除染すれば汚染を拡散させることはありません。



さらに除染対象物の比重や、無機有機の違いが除染にどのように影響するかの基礎研究と実証試験を積み重ねてきたノウハウを現場に生かせれば短期間から長期間、小規模から大規模除染も対応可能です。


製造業や建設・土木業であれば殊更安全と安心は何事にも勝る重要事項です。除染に対しての安全が被災された地域復興の第一歩と考えていますので、今年も社員一丸となって復旧・復興のお役に立てるように精進してまいります。


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