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お水の処理道 / 雑草と言う名前の草は無い

排水・土壌のお悩み解決ブログ お水の処理道

雑草と言う名前の草は無い

2013.7. 1(月)

皆さんお久しぶりです。

ずいぶんと時間が開きましたが、忘れてたわけではありませんよ?とりあえずインターネットって言うものは便利ですけど、怖いですね・・・。

さて意味深な始まりになりましたが、突然のお知らせです。このHPの形になってブログを取り付けてと、かれこれ3年はおなじ様な形でネオナイトのホームページを管理してきましたが、もっといいものが出来るんじゃないか?もっと見やすく分かりやすく出来るんじゃないかと日々考えていました。

やっぱり見られる方が分かりやすくて使い易いホームページと言うのが1番だと思いますので、近々大改装します!改装後使いやすく分かりやすいページを目指しますのでご期待下さい!

 

 

さて、題目の「雑草という名前の草はない」ですが、結構有名な話ですよね。昭和天皇がおっしゃった言葉ですが、そんな言葉をなぜ紹介したのかと言うと、今ネオナイトで「ホテイアオイ」と言う植物を有効利用できる道を研究しているのです。

ホテイアオイとは南アメリカが原産の水生植物で、ウォーターヒヤシンスとも呼ばれるほど綺麗な花を咲かせることから、日本でも大正時代に輸入され、皆さんも写真を見れば多くの方が見られたことがある植物です。

CIMG2783.JPG

 

確かに綺麗な花を咲かせて、満開になると見ごたえのある風景が広がるんだろうなーとは思いますが、実はこの植物にはまだすごいところがありまして水中の富栄養化の原因となるリンや窒素化合物を大量に吸収し、生えている環境によっては浄化水槽のような働きをしてくれます。

 

水の環境をテーマとする我が社でもこれだけで研究に値する植物ですが、実はそれとは別の研究開発でして・・・(内容は後述)ホテイアオイの「成長速度」がすごいのです。

条件がよければ2週間で2倍になります。嘘かとお思いかもしれませんが本当に2倍になります。私もはじめ信じられませんでしたが、その成長速度から世界3大害草に指定されるほどの植物です。

確かに綺麗な花を咲かせて水の浄化にも役立つ植物ですが、暖かいところの原産なので寒さにめっぽう弱いです。その結果夏に大量発生してリンや窒素化合物を吸収しても、だんだん寒くなってくると腐ってきてまた水の中に戻ります。水の中に戻るならまだしも大量に腐敗するので悪臭や水質汚染の原因となり、ちょっとした公害です。

その困ったホテイアオイですが、ネオナイトでは繁殖能力を生かしたバイオエネルギーの主力となるのではないかと考えました。検索エンジンで調べてみても、糖が無いわけではないらしいので収量的にどうか研究しています。もし実用段階になることが出来れば世界中の国々でエネルギー問題解決の一助となることが出来そうですが、しかしながらまだまだ研究段階、これからの研究に期待です。

 

最後に今会社の中で育てているホテイアオイの状態です。2週間で・・・2・・・倍?

・・・ホテイアオイ期待しましょう。

hoteiaoi2.jpg


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