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お水の処理道 / 雨が降ると工事現場では

排水・土壌のお悩み解決ブログ お水の処理道

雨が降ると工事現場では

2011.7. 7(木)

記事カテゴリー: 生態系に近い河川濁水処理

山口県の上関町で濁水処理の現場がありましたのでご紹介します。

今回の現場は山を掘削する現場で、山から湧き出てくる湧水と、雨が降ってきて川に流れ出そうとする雨水を1ヶ所にまとめて、凝集沈殿させてから放流する濁水処理現場です。雨が降ると工事現場は濁水が流れ出てしまうので、梅雨の時期になると濁水処理の現場は多くなります。下の写真が湧水と雨水が溜まっている写真です。

 

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結構濁った水が貯水池に溜まってきます。この池に土のう袋を重ねて池を二つに分けて、片方の池にネオナイトフィーダーと撹拌機をつけて、撹拌池と沈殿池に分けます。
そして撹拌池に設置したネオナイトフィーダーの中にネオナイトを投入して、凝集フロックを作っていきます。
 
 
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ちょっと見えにくいですが、フロックが沈殿して上水が透明になります。この上水を沈殿池に流し込んでいき、今度はまだ処理していない沈殿池の濁水を撹拌池に送ります。この流れを繰り返すと沈殿池と撹拌池の水がきれいになるので、河川に放流し、池に溜まった汚泥はフレコンに入れて脱水処理の後元あった山に埋め戻します。
 
 
 
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