泥排水処理技術を通じて地球環境に貢献する 株式会社 ネオナイト
工場や土木現場の排水処理・濁水処理・土壌処理はコレで決まり!高機能処理剤「ネオナイト」登場。現場監督様のお悩みを解決します。
お水の処理道 / 今年もこの季節がやってきました
2012.4.12(木)
冬の気配も薄れてきまして、だんだんと春になってきました。
会社周りの桜が今見ごろで暖かくなり春をひしひしと感じますが、そんな中届いたプレハブ。
『何に使うんですか?』と聞いて答えを聞いたときああもうそんな時期が来たのかと懐かしくなりましたが、このプレハブと時期だけで分かる方はいないと思いますので、もう一枚写真を。
桶です。
多分このブログを見られている方はピン!とくるかもしれません。春のこの季節プレハブを借りてその中に桶が入っているとき、何をするのかと言いますと
そう、鮎の急性魚毒性試験の季節がやってきました!(桶内の水が濁っててごめんなさい)
鮎の魚毒性試験はネオナイトが毎年行っている試験で、環境中に排出される凝集剤の処理水が魚の生態に対してどのような影響を与えているかを調べています。
一般的な凝集剤を使用した魚毒性試験は昨年も行い、少量添加でも危険な薬剤であると試験を通して分かりました。今年もより詳細なデータを収集するため弊社が使用している凝集剤の処理水はもちろん、一般的に使われている凝集剤の処理水もあわせて調べることで本当に安心安全な濁水処理を目指すことが狙いです。
先に書きました通り、弊社の凝集剤を使った処理水と一般的に使われている凝集剤の処理水、さらに今年は重金属の無害化(不溶化)剤の魚毒性試験を今年行う予定です。
鮎に段階的に薬品の投入量を替えた処理水の水の中で一定時間生息させ、その半数が死亡した濃度(LC50と呼ばれています)を求めます。
去年行った試験でネオナイトは鮎に対して安心安全と言うことが証明されましたが、重金属の無害化剤は初の試験となりますので、試験の結果を踏まえ、河川に住む生態系に悪影響を及ぼすことの無い薬剤を開発していきたい思いです。
去年行った実験の報告書もございますので、興味のある方はお問合せ下さい。
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