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お水の処理道 / ちょっと残酷ですが・・・「ネオナイト」の安全性テスト

排水・土壌のお悩み解決ブログ お水の処理道

ちょっと残酷ですが・・・「ネオナイト」の安全性テスト

2013.4.18(木)

記事カテゴリー: 生態系に近い河川濁水処理

 昨年の晩秋、河口付近の浅瀬で孵化した鮎は、流れに乗って海をめざします。そして、水深1m前後の波打ち際で、ごく小さい動物性プランクトンを餌に3~4月ごろまで成長します。そして、桜が咲き始めるころから河口から上流へ群れをつくって遡上します。

 その稚鮎が遡上する季節になりました。


 そして、今日、あらかじめ研究用に捕獲してもらっている県内の河川に、当社の研究員が大きな水槽を自動車に積んで、稚鮎を迎えにいきました。


 この稚鮎をどうするか、というと・・・稚鮎には申し訳ないのですが、実は工場や工事現場などから排出される汚濁水や汚泥、放射性物質を含んだ水や泥を無害化する当社の水処理剤「ネオナイト」の安全性試験に用います。


 ちょっと残酷なようですが、当社の「安心・安全」な水処理剤の開発には欠かせない試験です。

 
 それで、毎年当社では下水処理場やし尿処理場一般的に使われている数種類の他社の水処理剤とネオナイトを、同じ条件下で飼育している稚鮎の入っている水槽に、時間をかけて同量ずつ入れ、その結果どのような変化が現れるのかなどの比較データを取ります。


 この結果を元に、さらなる汚濁水の無害化処理能力の向上と、さらなる高度な安全性の確保に向けた開発を進めています。


 鮎も長時間の輸送でかなりのストレスを受けていますので、少し休ませてから試験に入ります。


 これから毎日、その様子をご報告します。


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